スニーカーを媒介にクリエイティブ・プラットフォームを築く

2013年秋冬シーズンにデビューしたエイティーズは、1980年代生まれのマックスとジョナサンが手がけるスウェーデン・ストックホルム発の新進スニーカーブランド。数多くのスニーカーを履きつぶしてきた彼らの理想を具現化したスニーカーは、主張がありながらも、デザインはあくまでミニマル。

厚底のラバーソール、かかとにあしらったフィンガーループを軸に、そのほかの要素は至極シンプルに構成。性別や年齢に捉われることなく使え、ストリートからモードまで幅広いスタイルにマッチするモダンなデザインが人気だ。もちろん履き心地は抜群。キャンバス地のスニーカーは1万4700円、レザーのものは2万3100円。

ブランドフィロソフィは、世界で活躍するクリエイティブな人びととつながり交流できる場所、“プラットフォーム”としてのスニーカー。この哲学をよくあらわしているのが、シーズンテーマによってデザインが変わるスニーカーのボックスだ。秋冬コレクションでは、母国スウェーデンの伝統的なマーブリング模様をボックスデザインに取り入れた。

今回のドーバー ストリート マーケット ギンザのインスタレーションでも、このマーブリング模様を用いたアートワークを展開。スニーカーを媒介にクリエイティブ・プラットフォームを築こうと試みる彼らのフィロソフィを表現する。