ジャガー・ルクルト:マスター カレンダー メテオライト文字盤

2015年にて25回目となるSIHHにおいて、ジャガー・ルクルトは「天体」をテーマとして様々な新作を発表しました。

その中の一本として同社が1945年に初めて製作したカレンダーウォッチにインスパイアされたという、トラディッショナルなレイアウトのトリプルカレンダー・ムーンフェイズを持つマスターカレンダーに、メテオライト製の文字盤を採用した新しいバリエーションが紹介されています。

スウェーデンで発見されたというこのメテオライトは、主に火星と木星の間にある小惑星群からやって来たと言われています。

メテオライトをスライスし、酸でエッチングすることにより、独特な結晶構造に起因する特徴的な模様がその表面に現れる事が知られており、その地球外物質が醸し出す雰囲気は、神秘的で非日常的な魅力に満ちており、これまでにもコルムやロレックス等、時計の文字盤として一部で採用されてきました。

この非常にエキセントリックな素材は、天文観測から確立されてきた時間という概念の象徴としても非常に興味深いものであり、伝統的なウォッチメイキングを尊重しながらも常に革新を目指すスイス屈指の名メゾン、ジャガー・ルクルトの作り出した精密なメカニズム、そしてマスターカレンダーならではのクラシックな意匠と相まって、まさに「色褪せることのない魅力」を獲得したと言うことができるでしょう。