ジャガー・ルクルト:マスター ウルトラスリム カレンダー Ref. 1263520

古くからその高い技術力によって、スイス時計業界にその名を轟かせてきたジャガー・ルクルト。

そのメゾンから絶え間なく溢れ出す革新の数々は、常に世界中の時計ファンの熱い視線を集め続けています。

そんなジャガー・ルクルトは特にリシュモン・グループ参画以降、精密で革新に満ちたメカニズムや伝統的な手作業が生み出す美しさのみならず、その洗練された美や気品に溢れた外装に一層の磨きがかけられるようになりました。

数多い同社のコレクションの中でも、薄型の自動巻きムーブメントの特徴を活かしたスリムケースによって、独自のエレガンスを体現したマスターウルトラスリムのコレクションに、同社伝統のフルカレンダーを搭載したモデルが追加されました。

そのスタイルは非常にシンプルながら、細いベゼル、ドーム型風防、そして適度に湾曲したラグといった古典的な意匠を重ねることによって、薄型ながら立体感に富んでいる点も非常に特徴的であり、21世紀に生まれたタイムピースらしい、隙の無い仕上がりが際立っています。

文字盤に目を移せば、クリアランスを極限まで詰めたエレガンドなドルフィン型長短針、またこれらと絶妙な調和を見せる楔形のアワーマーカー。

通常特に重要なインデックスとして強調されるべき12時、3時、9時のインデックスを逆に小さくし、またスモールセコンドを避けるべく調整された5時と7時のインデックス等、アワーマーカーがシンメトリーを保ちつつも独特なばらつきを見せており、こういったところにジャガー・ルクルトならではの素晴らしい個性を感じるのは私だけでしょうか。

そしてブルーの三日月で飾られたポインターデイト針、いにしえのタイムピースを思わせるスモールセコンドと同心に配されたムーンフェイズ、曜日表示窓と月表示窓。

これだけ多くの構成要素をまとめ上げることは決して容易な事ではないはずですが、古くから複雑な時計を作り続けてきたジャガー・ルクルトならではの伝統的な美学は、この時計にえも言えぬ端正な表情を与えています。

まず登場したのはホワイトゴールドモデルのみとなっていますが、スチールモデルが登場すれば、古典的な美を現代の高度なウォッチメイキング技術によってより洗練したものとした本作は、登場以来、大変な人気を博している同コレクションのマスターウルトラスリム・ムーン39に並ぶ人気モデルとなっていくに違いないでしょう。