オメガ シーマスター プロダイバーズ 300m

シーマスターは、オメガの“水”との闘いを象徴する、ブランドの代表シリーズである。1948年に、英国海軍の要請を受けて開発された軍用モデルをベースにして、一般向け本格ダイバーズウォッチとして誕生。以来、デザインや機能を進化させつつ現在にいたるが、なかでも1993年に登場した「プロダイバーズ 300m」は、ひとつの完成形として圧倒的な支持を得ている。

300m防水というダイバーズに必要な条件を満たした屈強なSSケースに、飽和潜水用のヘリウムガス・エスケープバルブを搭載。さらに、オメガの独自機構である“コークアクシャル脱進機”を装備した、高精度なクロノメーターモデルであり、信頼性の高さは申し分ないといえる。

このようなスペックの高さだけでなく、見た目においてもシーマスター プロダイバーズ 300mのアドバンテージは高い。文字盤には波目模様のウェーブがほどこされていて、いやがおうでもマリーンなイメージを喚起させてくれる。ナットのような形状をしたスポーティな逆回転防止べゼルも特徴で、同モデルのひとつのアイコンとなっている。

さらに、同モデルを語るうえで欠かすことのできないエピソードのひとつに、映画『007』が挙げられるだろう。劇中においてジェームズ・ホンドが着用している時計こそ、なにを隠そうシーマスターなのだ。

そして、2009年の1月に公開された映画『007/慰めの報酬』に先駆けて発表されたのが、上記に掲載された精悍なブラックバージョン。ほかにブルーダイヤルもあり、こちらも定番モデルとして人気を博している。