最新・独自技術を駆使して美しい天空表示と澄んだ音、高精度を実現

2009年からスタートしたマスター・コレクションの超複雑時計シリーズから、天空表示、星座カレンダー機能付きのトリプルコンプリケーションモデルがついに登場した。超軽量で磁気の影響を受けないシリコン素材の脱進機とフライングトゥールビヨン機構の採用、さらに1000時間クロノテストの実施で、機械式腕時計としては最高クラスの精度を実現。ミニッツリピーター機構にもクリスタル製ゴングをはじめ独創技術を採用し、一般的なミニッツリピーター機構とはひと味もふた味もちがう美しい音を奏でる。文字盤は2層のディスクからなる立体構造で、いちばん下に24時間で1回転し文字盤外周で24時間表示をおこなうためのディスク、その上に23時間56分4秒で1回転するブルーの天空表示ディスクがあり、この上を天体星座表とリンクしたフライングトゥールビヨンのケージが1分間に1回転するという凝りに凝った構造になっている。

手巻き、ホワイトゴールドケース、クロコダイルストラップ、ケース径44mm、シースルーバック、世界75個限定、3465万円(予価)、10月発売予定。

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BRAND HISTORY

スイス時計界の中でも創業以来、一貫してマニュファクチュールブランドとしての歴史を連ねてきた数少ないブランドの一つ。その始まりは、1833年にアントワーヌ・ルクルトが開業した時計部品製造会社を前身としている。時計作りのための工作機械の設計を生業にしていた彼は、次々と時計の高品質化に有益な工作機器を考案して、時計界に多大な影響を与え、さらに自らもムーブメントの製造を手掛けるようになっていく。

1903年、アントワーヌ・ルクルトが残していった時計工房は、クロノメーターの製造を通じて協力関係にあったエドモンド・ジャガーと事業提携を結び、’37年には現社名であるジャガー・ルクルトへと社名を変更。その間にも角型時計の名作「レベルソ」を製作するなど、開発の手を緩めることはなかった。

これまで実に多くのムーブメントを開発しきたジャガー・ルクルトは、現在、1000時間にも及ぶ独自の厳しい検査システムを全モデルに実施するなど、自社の品質を盤石にしたうえで、他社を圧倒する新機構を開発し続けている。2007年現在は、角型時計の「レベルソ」、ラウンド時計「マスター・コントロール」、さらに独自の圧縮キーで防水性を高めた「マスター・コンプレッサー」、2007年に新たに加わえられた「デュオメトル」により、4大ラインを築き上げている。

さらに2007年には、時計界の夢ともいわれた完全メンテナンスフリーを実現した「マスター・コンプレッサー・エクストリーム・ラボ」を発表するなど、その飽くなき開発精神は年々高まるばかり。ジャガー・ルクルトが開発する新機構を、世界中の専門家が固唾を飲んで見守っている状況である。