2008年にアイコンコレクションである「ディオール クリスタル」から発表され、多くの人びとの話題を呼んだトゥールビヨン。今年は2009年の新作として、新たなカラーバリエーションがくわわった。
ディオールのトゥールビヨンは、コレクションの顔であるサファイアクリスタルとバゲットカットのダイヤモンドをトゥールビヨンのブリッジにまでセッティングした、いわばムーブメントにまで装飾をほどこした時計。昨年はブラックモデルのみの展開だったが、今年は鮮やかな赤を表現するためにルビーの装飾が選ばれた。
ブリッジにほどこされたインビジブルセッティングのダイヤモンドはそのままに、バゲットカットのルビーをベゼルとブレスレットにふんだんに使用。ほどこされたルビーはサファイアクリスタルと色味を合わせるために長年をかけて探し出されたものであり、ジュエラーとしての一面をももつディオールのこだわりがすみずみまでに発揮されたモデルだ。