ラルフ ローレンのために製造されるIWC製ムーブメント

「すべてのブガッティはダッシュボードから、エンジンを構成する部品にいたるまで、どこかアートオブジェのようだ。ブガッティのひとつひとつのディテールはまるで芸術品といえよう。または高級な腕時計といったほうがよいのかもしれない」とクラシックカーのコレクターとしてしられるラルフ・ローレン氏は語る。

彼は長いあいだ、デザインのインスピレーションとして“自動車”を見つめてきた。彼自身が所有するレーシングカーに使用されているカーボンファイバーとおなじ素材を用いてつくった椅子や、スポーツカーの黒くモダンでなめらかな感覚からデザインされたラゲージなど、自動車の世界の要素をみずからのコレクションにそそぎ込みつづけてきた人物である。

そして2011 年、ラルフ ローレンは自身のカーコレクションにインスパイアされた初のタイムピースを発表する。木製ダイアルが特徴のラルフ ローレン スポーティング ウォッチがそれである。高級車と高級腕時計への情熱を融合し、本人が所有する1938年型ブガッティ タイプ57SC クーペ・アトランティークの洗練された内装をデザインに取り入れたものだ。