「コンスタント・エスケープメント」搭載初モデル進化するハイテクレボリューション

2008年にジラール・ペルゴがシリコンブレードを用い、さらなる精度の追求を目指した「コンスタント・エスケープメント」。その構想を発表してから約5年。研究開発を重ね、いよいよオートオルロジェリー(高級複雑機械時計)コレクションに限定モデルとして登場する。

これまでの一般的なエスケープメント(脱進機)では、バレル(香箱)から伝達される動力を単に跳ね返すだけの構造にすぎなかった。そのため、時間の経過とともに巻き上げられたバランスホイール(振り子)のふり幅が終盤になると、緩やかになり動力が弱まっていた。それに対して、「コンスタント・エスケープメント」は、髪の毛のわずか4分の1という細さのシリコンブレードを採用したことで、常に一定した動力を解放することが可能となったのだ。

その発想はごく簡単な実験から生まれた。名刺のような厚さの紙を親指と人差し指の間に挟み、力をくわえて曲げて「C」のようなかたちをつくる。その「C」の外側から外圧をかけると紙は抵抗しながら、ついには元の正反対の位置に跳ね返り、線対称を形作る。

定番モデルのワールドタイマー「ww.tc」のDNAを継承

ジラール・ペルゴを代表する人気モデル「ww.tc」の伝統を継承し、あらたな装いとなった「トラベラー」。なめらかなライン、ダイナミックなカーブ、ボリュームのあるフォームなど、しなやかなシルエットにメゾンの“いま”が詰め込まれた。

ムーブメントは「トラベラー ムーンフェイズ&ラージデイト」「トラベラー ww.tc」ともに、自社製の自動巻き機械式ムーブメント、キャリバーGP03300シリーズを搭載。いずれもケース径は44mmとなっている。

「トラベラー ムーンフェイズ&パワーリザーブ」では、ムーンフェイズとパワーリザーブの表示にあたらしいデザインを採用。新月と次の新月の間の期間を表す『朔望月』はジラール・ペルゴならではの正確性を誇り、一定の周期でホイールに現れ、122年に1度の調整のみでよいという。そして、ラージデイトの表示は1000分の15秒という速さで瞬時に変わり、つやのある窓はまるで王冠のように全体をまとめる。

いっぽうの「トラベラーww.tc」は、複雑な内部機構の上に成り立つ、豊富な情報をダイヤルに表示。世界の都市名が書かれたリングと昼夜24時間ディスクで縁取られ、2時の位置の窓からはデイトが示されている。ストラップは、人間工学の観点から最高レベルのサポートを追求し、柔軟性の高いラバーを採用。ベルベット調のアリゲータースキンでカバーされており、ケースとの美しい一体化を成し遂げた。

時計が築き上げる時空間を旅することができる「トラベラー」。洗練を極めたモダンなスタイルでありながら、カジュアルとエレガントの両面を持ち合わせており、世界中を旅する男たちのために生み出されたタイムピースだ。

ひとつ購入ごとに100食が提供されるチャリティウォッチ

2013年1月、WFPと長期的なパートナーシップを組み、飢餓撲滅問題に取り組むことを発表したマイケル・コース。そして、このグローバルキャンペーンに賛同したアカデミー賞女優のハル・ベリーが、飢餓撲滅キャンペーンに参加することになった。ハル・ベリーは、これまでもドメスティック・バイオレンスの被害者たちのサポートや、ガン研究・治療のために基金を募る活動をおこなっており、2009年には、これまでの功績が認められLove Our Children USAが主催する「Mothers Who Make a Difference」賞を受賞。慈善活動家としても知られている彼女にとって、女性や子どもたちのために飢餓撲滅に立ち上がることは自然な流れだと言える。

女性は飢餓撲滅活動において、重要な役割を果たしていると語るハル・ベリーは、「母であり、師であり、起業家として女性は家族、コミュニティを、そして未来を変えていきます。私は今回のキャンペーンに協力することによって、助けを必要としている人びとの生活を確実に変えることができると確信しています」と意気込みを述べている。

また、マイケル・コースは下記のようにコメント。「彼女が参加してくれたことで、活動自体に活力がもたらされました。そしてもちろんスターのもつ力は非常に重要です。私たちのキャンペーンに彼女が参加し、ともに働いてくれることをとてもうれしく思っています」

見えない部分にまで細工をほどこすジュエラーならではの美意識

2010年に誕生し、力強いラインに堅牢なケースを備えるとともに、カルティエならではの溢れる気品で世の男性を魅了した「カリブル ドゥ カルティエ ウォッチ」。あらたに最新作の完全自社製クロノグラフ ムーブメント、キャリバー1904-CH MCを搭載し、マッシブかつ軽快な趣を備えた待望のクロノグラフ「カリブル ドゥ カルティエ クロノグラフ ウォッチ」が発表され、大きな進化を果たした。

キャリバー1904-CH MCは、緻密なステップが必要とされる、クロノグラフの一連の機能を同時にリセットするために線形のリセットハンマーを搭載。また、長時間にわたって主ゼンマイのトルクを完全に一定に保ち、時計の精度を制御し安定させることを可能にするツインバレルなども備えられている。

また、普段は見えない部分も一切の妥協なく、美しく仕上げるあたりはカルティエならではだ。シースルー サファイアケースバック越しから見ることができる上側のブリッジとローターには、伝統的な波状のコート・ド・ジュネーブがほどこされるなど、ジュエラーとしての美意識を覗かせる。

デザインは、3時と9時の位置にあるふたつのカウンターやベゼルにある線路型分目盛、カウンターの上に位置するひときわ大きなサイズの“XII”のローマ数字が力強さを創出。ラインナップはステンレス スティール、ピンクゴールド、そしてステンレススティール&ピンクゴールドの3素材のケースに、それぞれレザーストラップとブレスレットを備えた全6モデル。くわえて、ダイヤモンドを配したふたつのジュエリーモデルで展開される。

 
Laziz Hamani © Cartier 2012
「カリブル ドゥ カルティエ ウォッチ」の進取的なエスプリがさらに際だち、マニュファクチュールとしてのあらたな一歩にふさわしいスタイルとなった「カリブル ドゥ カルティエ クロノグラフ ウォッチ」。その洗練されたたたずまい、そして高い機能性を誇りながら美しく時を刻むムーブメントは、自信あふれる男性ならではのエレガンスを腕元から演出する。