ガブリエル・シャネル役はジェラルディン・チャップリン

カール・ラガーフェルドは、昨年5月シンガポールにてガブリエル・シャネルのドーヴィルでの若き日を再現したショートムービー『Once Upon a Time』を発表。それにつづく作品となる『The Return』では、彼女が自身のクチュールメゾンを、1954年に再開させた当時のことを振り返る。

この撮影にあたり、カンボン通りにあったガブリエル シャネルのサロンとアトリエをパリの郊外に再現。ジェラルディン・チャップリンをガブリエル・シャネル役に迎え、ルパート・エヴェレット、アナ・ムグラリス、レディ・アマンダ・ハーレック、アリエル・ドンバール、カティ・ネッシャー、ヴァンサン・ダレ、そしてサム・マックナイトなど、1954年のシャネルをよみがえらせるのにふさわしい豪華キャストを集結させた。

現在のアーティスティック ディレクター カール・ラガーフェルドが、ブランドの創設者ガブリエル・シャネルを、敬意を込めて描き出した『The Return』。彼女のデザイン対する情熱、クリエーションの高さ、華やかでエレガントな当時のスタイルをご覧いただきたい。

銀座松屋オープン記念のレセプションパーティ開催

当日、ゲストとしてモデルのヨンアさんやケリーさんをはじめ、ファッションエディターやブロガーなどが多数来場。それぞれお気に入りのロジェ ヴィヴィエのアイテムを身に付け、にぎわう会場にさらなる華を添えていた。

店内には、2014春夏コレクションのテーマ「Vivier’s Code(ヴィヴィエ コード)」から、新作「U-Look(U-ルック)」シリーズ、コンマヒールの「Virgule(ヴィルギュル)」や新素材のトランスペアレントな「Prismick(プリズミック)」などをいち早く展示。エレガントなエクスクルーシブアイテムがずらりと並び、ファッショニスタも思わずうっとり。まさにスペシャルな一夜となった。

このイベントにてひと足早くお披露目された最新コレクションは、二面性をコンセプトに素材やカラーリングで遊び心をくわえたデザインが特徴。今シーズンあらたに仲間入りした「U-ルック」シリーズは、ふたつのUシェイプを合わせてひとつにしたバックルデザインがポイント。新作バックルをカチッと押すとフラップが開くU-バッグは、デザイン性とブランドの伝統が融合した構築的なシェイプで登場。カラーや素材、プリントで、モダンなエッセンスを取り入れている。

ふたつの象徴的なライン、カーブしたヒールが視線を惹きつける「ヴィルギュル」と、幾何学的模様の切り替えが特徴の「プリズミック」は、トランスペアレントなビニール素材やミラー効果といった要素を盛り込み、新鮮な表情に変身。そして、クラシックバッグに伝統的なスクエアバックルをあしらって再登場したのが「ミス・ヴィヴ」。時代を超えて愛されてきたアイテムが、今シーズンの素材やカラーにより、コンテンポラリーなアイテムに生まれ変わった。

スニーカーを媒介にクリエイティブ・プラットフォームを築く

2013年秋冬シーズンにデビューしたエイティーズは、1980年代生まれのマックスとジョナサンが手がけるスウェーデン・ストックホルム発の新進スニーカーブランド。数多くのスニーカーを履きつぶしてきた彼らの理想を具現化したスニーカーは、主張がありながらも、デザインはあくまでミニマル。

厚底のラバーソール、かかとにあしらったフィンガーループを軸に、そのほかの要素は至極シンプルに構成。性別や年齢に捉われることなく使え、ストリートからモードまで幅広いスタイルにマッチするモダンなデザインが人気だ。もちろん履き心地は抜群。キャンバス地のスニーカーは1万4700円、レザーのものは2万3100円。

ブランドフィロソフィは、世界で活躍するクリエイティブな人びととつながり交流できる場所、“プラットフォーム”としてのスニーカー。この哲学をよくあらわしているのが、シーズンテーマによってデザインが変わるスニーカーのボックスだ。秋冬コレクションでは、母国スウェーデンの伝統的なマーブリング模様をボックスデザインに取り入れた。

今回のドーバー ストリート マーケット ギンザのインスタレーションでも、このマーブリング模様を用いたアートワークを展開。スニーカーを媒介にクリエイティブ・プラットフォームを築こうと試みる彼らのフィロソフィを表現する。

グレイハウンドとウサギ座がミラノ中を駆け回る

1973年に誕生したグレイハウンドのロゴ。その40周年祝して制作された約2分におよぶこのショートムービーは、星座のウサギ座と犬座をモチーフにファンタジックな世界をアニメーションで表現。

物語はPiazza della Scalaにあるトラサルディフラッグシップストア閉店後、星座が輝きウサギ座が地に降りてくるところからスタート。ウサギ座がグレイハウンドと共にドゥモ教会からポモドーロ建築、そしてナヴィッリなどミラノの街中を夜明けまで駆け回るというストーリーだ。サウンドトラックにはイギリスを代表するミュージシャン兼レコードプロデューサー、そしてカルトポップ「Pulp」のオリジナルメンバーであるスティーブ・マッキーが手がけた。

2014年春夏コレクションよりクリエイティブ・ディレクターに就任したガイア・トラサルディは、「グレイハウンドは好奇心とエレガンスの象徴。だからこそモダンな楽しい方法でお祝いしようと決めました。清水裕子氏のイラストレーションをベースに、ジェームス・リマとムービーを製作したことはとてもよい経験となり、そして進化したテクノロジーを駆使して私たちのベースであるミラノ、ニューヨーク、ロサンゼルス、そして東京の人びとと一緒に作ることができました」とコメントしている。